ほかに原因が見つからないという消極的な理由からですが、検査を重ねるごとに自己免疫性肝疾患の可能性は高くなってきました。
肝機能自体も若干悪化が見られるということで、初めて薬の処方の検討に入りました。
「ウルソ」という、肝機能障害では一般的に使われる薬です。
この時点で、初回の診察より半年ぐらい経っているのですが、その間は血液検査とエコー検査程度で、薬ほか、治療らしきことは全くしていませんでした。のんびりしたもんだなぁとも思いつつ、診断がはっきりするまでは変なこともできないのかなと理解していました。
そうこうしているうちに、仕事中にだるさが襲ってきて、立ってるのも座ってるのもしんどいような状況になってしまいました。
(今思えば単に睡眠不足とかそんな程度の理由のような気もするのですが、この時期はナンヤラカンヤラ言われていて肝臓の方へ意識が向いてました)
そこで、薬の処方は中断して、これまでの経過を鑑みて、大学病院で精密検査を受けることになりました。
大学病院での主治医は「その1」で紹介した、地元の診療所での診察医と同じグループの肝臓内科(病院での名称は「消化器内科」)の医師になり、これまでの経緯はかなり正確に伝わっていたようです。
大きく分けてこの3つの病気があって、それぞれ症状は違うけどどれも免疫の異常により起こるもので、珍しい症例ということを聞かされました。
この時点で、原因不明の難病で治療法もなく予後不良であるということも簡単に説明されました。