生体肝提供者向け健康管理手帳

生体肝移植の臓器提供者(ドナー)が自分の健康を管理するための「ドナー健康管理手帳」を、厚生労働省研究班(班長=里見進・東北大病院長)が作成し、全国約50の移植実施病院に配布する。

来月から提供者に手渡される見通し。

生体肝移植は提供者の肝臓の一部を摘出し、患者に移植する。患者の親、子ども、きょうだいが肝臓を提供することが多い。国内で毎年約500件、これまでに計3800件以上行われた。だが、日本肝移植研究会の報告書によると、39%の提供者が将来の健康に不安を感じている一方、26%が定期的な診察を受けていなかった。

提供者が受診しやすいよう作成された手帳は、文庫本ほどの大きさのB6判約40ページ。手術経過、術後の受診予定、肝機能など検査結果の記入欄がある。移植手術を実施した病院以外でも提供者を診察する医療機関の名前と連絡先も掲載され、移植病院が手術後に提供者に手渡す。約2000部作成された。

手帳の作成にあたった首都大学東京看護学科の清水準一・准教授は「日常生活の注意点なども盛り込んだ。提供者の不安を解消するために活用してほしい」と話している。

(2006年11月24日 読売新聞)

投稿者:1-12-bike 日時:2006年12月05日 10:27 | パーマリンク

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