神戸大病院(神戸市中央区)は二十六日、金沢大病院(石川県)で脳死と判定された五十代の男性から摘出された膵(すい)臓(ぞう)と腎臓の提供を受け、重い糖尿病で同大病院に通院していた兵庫県内の三十代の男性患者に、膵臓と腎臓の同時移植をした。約十時間の手術を終え、患者の容体は安定しているという。
国内四十五例目の脳死移植で、兵庫県内で脳死患者から臓器提供を受けるのは四例目。過去三例はすべて腎臓移植で、膵腎同時移植は県内初。
神戸大病院によると、同大と九州大、福島県立医科大の合同チームが、同日午後四時半から二十七日午前三時にかけて手術をした。
術後、膵臓は働き始め、血糖値の改善がみられるという。腎臓の機能改善は一般的に一-四週間かかるため、同病院で慎重に経過を観察する。
日本臓器移植ネットワークによると今回、脳死判定を受けた男性の臓器移植では、岡山大病院で肺移植を受けた四十代の女性患者は多量の出血があり意識不明という。
神戸新聞ニュース 2006/05/27
投稿者:1-12-bike 日時:2006年06月22日 23:33 | パーマリンク