九州大(福岡市東区)は26日、同大病院第2外科が2人の臓器提供者(ドナー)の肝臓のそれぞれ一部を、患者1人に移植する生体肝移植を27日に実施すると発表した。同大によると、同様の生体肝移植は韓国など海外で数十例あるが、国内では2例目という。
移植を受けるのはC型肝硬変の九州在住の男性で、ドナーは男性の妻と息子(成人)。同大病院は1996年から223例の生体肝移植を実施しているが、すべてドナーは1人だった。今回は男性が身長180センチ、体重94キロと大柄で、ドナー1人の肝臓だけでは肝機能を回復するには大きさが十分でなく、治療効果が上がらないため、家族の了解を得たうえで、2人の肝臓を移植することにしたという。
移植を承認した同大医学研究院等倫理委員会の池田典昭委員長は「安全面を考えればドナーは1人がいいが、患者は末期の肝不全で容体が悪化しており、今回は例外的に承認した」と話した。
(西日本新聞) - 6月27日
投稿者:1-12-bike 日時:2006年06月29日 00:21 | パーマリンク