◇白血病に倒れた画家志望の少女--骨髄移植ドナー登録、献血ルームでも
京都市内3カ所の府赤十字血液センター献血ルームで、画家を志しながら白血病のため7歳で亡くなった少女が残した絵画作品を展示する「あやちゃんの贈り物展」が開かれている。昨年9月から献血ルームで骨髄移植のドナー登録が常時可能になったのを広く知らせようと、京都血液疾患患者家族の会「なかよし会」(中津和美代表)が企画した。【細谷拓海】
少女は東京都出身の三瓶彩子さん。1982年に生まれ、2歳で発病。病床で画家になるのを夢見ながら約8000枚の絵を描き、90年に亡くなった。何度も輸血を繰り返しながら、その度に元気を取り戻し好きな絵を描いていたという。
下京区の「献血ルーム京都駅前」には、病院のベッド上で馬に乗るのを夢見て描いた「馬に乗る少女と見る少女」や、死を間近によく描くようになった天使の絵など14点を展示。色鉛筆や絵の具で描かれた絵や彩子さんの写真などが、命の大切さを訴えかける。
白血病の治療に不可欠な骨髄移植と献血だが、それぞれの推進団体は骨髄移植推進財団と日本赤十字社。府内では各保健所でドナー登録を受け付けているが、ドナーの“すそ野”を広げる狙いから、土曜・日曜や祝日にも対応できる献血ルームでの常設窓口開設が両者の協力で実現した。
10年前に自身の子どもが骨髄移植を受け、回復したという中津さんは「白血病の治療には大量の血も必要。ドナー登録が献血ルームでもできるということを知ってもらい、献血にもぜひ協力してほしい」と訴える。会期は19日まで(伏見大手筋は17日まで)。
(毎日新聞) - 6月14日
投稿者:1-12-bike 日時:2006年06月22日 23:33 | パーマリンク