主な適応基準を列記します。ただし、医療機関により判断基準は異なり、ある医療機関では適応外となっても別の医療機関では適応されることもあります。
記載している内容は、標準的な判断基準と捉えてください。
レシピエントの適応基準
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疾患の原因が肝臓にあり、肝移植により元気に生活できる可能性があること
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内科的, 外科的, 放射線科的治療では、治療に限界があること
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他の臓器に大きな障害がないこと, 悪性腫瘍がないこと
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肝臓癌の場合は、肝臓内にとどまり、肝臓外に転移がないこと
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本人および家族が手術について充分理解し、術後の自己管理が可能であること
手術前は、定期的に各種検査を繰り返し受けます。
主なものに、血液検査, 心電図, 呼吸機能検査, 腹部CTスキャン, 腹部エコー, 培養検査(尿・便・痰・咽頭・鼻腔), 肝・胆道シンチグラム等があります。
ドナーの適応基準
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3親等以内の親族, または配偶者
※親等については医療機関により許容範囲が異なることもあります
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自分の意思で臓器の提供を希望すること
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肉体的, 精神的に手術に耐えうる状態であること
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ウイルス感染症がないこと
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ドナーとレシピエントに体格差がないこと(ドナーの肝臓が小さい場合、ドナーに残される肝臓とレシピエントに渡る肝臓どちらかが機能しない場合があります)
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ABO式血液型が一致していることが望ましい
必須ではありませんが、不一致の場合術後成績が落ちます)
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HLAタイピングでGVHDの可能性のある組み合わせでないこと
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ドナーも、貧血, 心臓や血管系の疾患, 肝臓疾患がないこと等を確認するため、精密検査を繰り返し受けます。血液検査, 心電図, 腹部CTスキャン, 腹部エコー, 肝・胆道シンチグラム等、定期的に各種検査を受けます。
より詳しく肝臓の状態を調べるために、
肝生検 ∞を行う場合もあります。
日本では、ドナーの手術後死亡例が1例公式に報告されており、その後、ドナーの管理に関してはより厳格になったようです。